2005年 07月 22日
雨水樽大活躍 |
写真は雨水をためる樽です。
ウィスキーの樽を再利用したもので180リットル入ります。
設置場所と樋はあらかじめ設計に組み込んでもらいました。
あえて、玄関脇の目立つところに置いています。
近所の方々や業者さん、セールスの方からもよく声をかけられます。
小学生の子どもたちにも「ドンキーコングやあ!」とウケました。
←庭の水まきがしやすいよう家に向いて蛇口があります。
そのため、通りがかりの人にはどこから水を出すのかわかりにくいようです。
雨水はソーターで濾過され、樽にたまっていきます。
樽がいっぱいになると樋に戻る仕組みです。
樽の下部には蛇口がついています。
樽にたまった水はウィスキーのいい香りがします!
満タン時は水圧が高く、写真にある8リットルのじょうろがすぐ一杯になります。
水が減ってくると水圧が弱まり、じょうろに貯まるまでちょっとかかります。
樽の中は見えませんが、水の出方で残りの水量はだいたいわかります。
そこそこの雨が降れば、樽はすぐに一杯になります。
180リットル入るので単純計算で写真のじょうろ22杯分くらいになります。
実際、結構使い出があります。
とはいえ、ここ数日、カンカン照りが続き、
夏野菜や朝顔、芝生に朝夕水まきしていたら、さすがに水の減りが早いです。
梅雨の間はどしゃぶりの雨が何日も続いたので、
この雨全部溜めておきたい!と思いました。
次の雨が待ち遠しいです。
雨水利用で浮く水道代と樽・ソーターの代金(我が家の場合、送料込48000円)を比較して
果たして「得」なのかは微妙ですが、
雨水は水道水よりも植物にやさしいこと、
流れるだけの雨水を利用しているという満足感、
雨降りの日が楽しく思えるようになったこと、
金色の蛇口をひねってじょうろに水を入れるときのわくわく感、
樽自体の姿の美しさ、
などを考えますと
この投資は十分、価値があると思っています。
購入先は シップス有限会社 Rainworld さん。
by fukurounoie
| 2005-07-22 11:31
| ちょっとだけエコロジー